北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター和歌山研究林は2025年3月、創立から100周年を迎えます。
普段は、森林に関する研究のためや大学生を始めとした学生たちの教育のために利用されている当研究林。
日頃の感謝を込めて、一般の方をご案内するガイドツアーを開催いたします。
里山の美しい風景や暮らしの実情、紀南地域ならではの照葉樹の森を五感を使って体験し学べるツアーです。
和歌山県・古座川の源流にある人口約60人の小さな集落・平井にある研究林庁舎からスタート。里山での暮らしを辿りながら細道を歩いて研究林に向かいます。森の中で川のせせらぎを聞きながらひとやすみした後は、いよいよ、普段は研究に使用されるモノレールに乗って「大森山保存林」に入ります。そこは訪れる人々を虜にしてやまない、北大が百年に亘り見守り続けてきた手つかずの天然林。苔むした岩、清流の水音、鳥のさえずり、深い緑の木々が織りなすその森は、現実世界とは一線を画した空気をまとっています。
ご案内するのは、林業だけでなく、学生の教育や研究者のサポートに日々携わり、誰よりもこの森を知る北大研究林職員。今回、特別にみなさまをご案内します。
【ツアー詳細】
[北海道大学 和歌山研究林 創立100周年記念]
南紀熊野 神秘の森と里の暮らし
~北海道大学 和歌山研究林 探索ツアー~
日時:2025年 5月17日(土)・18日(日) 〈各日〉9:00~15:30(受付開始 8:30)
料金:8,000円/人
募集人数:各日12名 *1
※17日(土)は定員に達しましたが残り1-2名参加可能です。18日(日)は定員に達したため募集を締め切りました。(4/23追記)
対象:小学4年生以上
集合場所:北海道大学 和歌山研究林 庁舎(〒649-4563 和歌山県東牟婁郡古座川町平井559)*2、*3、*4
https://maps.app.goo.gl/7VDvFrMoX5KYkLho8
持ち物・服装:リュックサック、昼食、飲み物、トレッキングシューズ(長靴、スニーカーも可)、
長袖、長ズボン、長い靴下(マダニ・ヒル対策としてズボンのすそを靴下に入れて足首を出さないようにします)
〈あったら便利なもの〉レインウェア(上下セパレートタイプ)、帽子、日焼け止め、虫よけ、タオル等
申込先:以下のGoogleフォームよりお申し込みください。
*1:応募数が3名に満たない場合、実施を中止することがあります。その場合は5月9日(金)までに中止の旨をご連絡します。
→両日3名以上の応募がありましたので、実施が確定いたしました。(4/23追記)
*2:自家用車での来場可能です。庁舎敷地内駐車場を案内いたします。
*3:ご希望の方は周辺JR駅等への送迎いたします。詳細は応相談。送迎希望はお申込フォームにご記載ください。
*4:現在、国道371号線 大原平橋から北に500m区間は土砂崩れ発生のため常時通行止めになっていますのでご注意ください。
【スケジュール】
8:30 受付開始(集合:和歌山研究林庁舎)
9:00 オリエンテーション、プログラム紹介
・里道を歩き棚田や神社、寺、ゆず畑など平井集落のくらしを巡ります
・集落の一番奥にあるかつて森林軌道が敷かれていた細道を歩いて研究林に向かいます
(未舗装の平坦な道を約1.8㎞徒歩移動)
11:30 ログハウスでランチ
・小川のほとりに建つログハウス「親林館」で自然を感じながらランチタイム
モノレールに乗って奥山の大森山保存林を探索
細道を歩いて帰ります(未舗装の平坦な道を約1.8㎞徒歩移動)
15:10 ふりかえり
15:30 解散
*上記の時間は目安ですので、状況によって変更となる可能性があります。
【留意事項・その他】
・歩行時間:3時間程度(集落内散策、町道散策)
・歩行距離:約6km *町道の傾斜はほとんどなく、急な山の斜面の移動はモノレールを使用します。
・雨天時:基本的に雨でも催行しますが、荒天予報により催行を中止する場合は決定次第ご連絡します
・お支払方法:銀行振込(振込先等については、お申込み後にご連絡します)
・キャンセル料:お客様のご都合でキャンセルする場合、キャンセル料が発生します(3日前~前日 50% / 当日 100%)
・ご返金の際は、振込手数料を差し引いた額を返金いたします
