平井集落の中心部は大きな岩盤の上に立地していますが、この岩盤の隙間からしみ出る形で多くの湧水があります。
写真の小さな井戸もその一つで、和歌山研究林の庁舎から50mほど離れた別棟の長期滞在宿舎へむかう途中にあります。
井戸の周辺は古くは「しょうぶが原」と呼ばれ、かつては大きな平井戸として管理されていました。
この平井戸の存在が語源となり、この地に「平井」の名が付けられたそうです。